2018年05月11日 18:06更新
上越市の丸久味噌は、最高の味噌をつくろうと、新潟県のブランド米「新之助」を使った味噌づくりを始めた。
丸久味噌は創業168年の老舗。国産原料にこだわって味噌を作ってきた。今回取り組んだのは、新潟県のブランド米「新之助」をつかった味噌づくり。コシヒカリに匹敵する主食米を使うのは老舗のこだわりだ。丸山社長は、「味噌の消費が減少するなかでも、よい米に合う味噌をつくりたい」と意気込む。
丸久味噌の主な味噌は、麹8.5に対し大豆10の割合だが、今回は10対10、新之助でつくった麹をふんだんに使う。新之助の麹は粒が大きいので、味噌汁にしたときの見栄えが良く、ふんだんに使うことで香りが高くふくよかな甘味の味噌に仕上がるという。
「新之助」は、加工用に出回ることはまだ少ないため、仕込んだ量は一樽、約4.5トンだ。
新之助の味噌は今年10月には店頭に並ぶ予定。価格は未定だが、最高級の原料を使い数量限定のため、通常よりも2割ほど高くなるという。
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