2018年03月26日 18:28更新

「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれたハガキにだまされ、現金をだまし取られる被害が今月に入り相次いでいる。

これが詐欺に使われたとみられるハガキ。「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれていて、連絡先が記載されている。

今月1日から5日にかけて、上越市に住む60代の女性が410万円を。先週22日には妙高市に住む60代の女性が10万円をだまし取られた。

被害にあった妙高市の女性の自宅には、これと同じ内容のハガキが届いていた。女性がハガキに記載された電話番号に連絡すると、相手から訴訟を取り下げる方法として10万円をコンビニで支払うよう指示されたという。

警察では「決して記載されている電話番号に電話をしないように」と注意を呼び掛けている。

県内ではこうしたハガキが自宅に届いたという相談が相次いでいる。警察では身に覚えの無い請求ハガキが届いた際は、相談してほしいと呼びかけている。