2018年03月17日 15:51更新
この春、春日新田小学校の一部と統合することになっている上越市立小猿屋小学校で17日、最後の卒業式と校舎のお別れ会がおこなわれた。
小猿屋小学校は明治7年に開校し、今年で144年目を迎える。4月に春日新田小学校と一部統合し、新たに有田小学校が開校する。
小猿屋小学校の最後の卒業式では、梅澤崇校長が17人の卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡した。
梅澤校長は「単調に毎日を過ごすのではなく、やりがいや充実感、感動を味わうためにも目標をもって、小さなことからこつこつと努力し、物事をやりとげる人間になってほしい」と卒業生にはなむけの言葉を送った。
卒業生は「(小猿屋小学校)最後の卒業式なので寂しかった」「6年生17人で一緒に学校生活を送ったことが思い出」と話した。
式に続き、校舎お別れの会が開かれ、在校生や地域住民など約200人が出席した。会では小猿屋小学校の歴史や行事を映像で振り返った。続いて、在校生が学校や校舎への感謝の気持ちを発表したあと、校歌を出席者全員で歌った。
最後は梅澤校長によって校舎に鍵がかけられ、全校児童と地域住民は小猿屋小学校に別れを告げた。
※2018年3月19日(月)のニュースLiNKで放送 初回18:30~
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