2018年03月18日 08:33更新
酒博士の魅力がい~っぱい!「応用微生物学」の世界的権威で上越市出身の坂口謹一郎博士の功績や人となりを描いたマンガがこのほど完成した。
坂口謹一郎博士生誕120年記念事業実行委員会では若い人に博士の業績を分かりやすく伝えようとマンガを製作した。絵を描いたのは新潟市の漫画家、イトウヒロシさん。
内容はカビや酵母など微生物について研究した功績だけでなく、“酒博士”として親しまれたあたたかい人柄も描かれている。
実行委員会の齋藤尚明副委員長は「坂口先生のような方が上越市出身だと知ってほしい。自分たちの誇りになる。自分たちが他所の土地に行ったときに自信になる」と話している。
マンガはA4サイズで全32ページ。発行部数は1600部。上越市内の小中学校や高校、大学のほか、県内の図書館などに配られる。また、17日からは頸城区にある坂口記念館が50部限定で一般向けに販売する。価格は500円(税込み)。
また実行委員会では生誕120周年記念誌も作成した。地元の新聞で坂口博士について紹介した記事に加え、去年11月に行われたノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんの講演会の感想文などが掲載されている。
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