2018年02月14日 14:38更新

上越市は今後、市道の除雪にかかる費用の不足が見込まれることから、緊急に必要な費用として7億6,400万円を今年度予算に追加する専決処分をした。これにより今年度の除排雪委託料は合わせて約34億9,300万円になった。近年では平成23年度の約35億4,700万円に次ぐ金額だ。

市によると、2月1日付けの専決処分において、2月以降の除排雪費用を過去の実績をふまえて見込んでいたが、2月5日、6日にかけて異例の大雪となり、1日の降雪量が吉川区で117㎝、海岸部でも90㎝を観測するなど、生活道路を中心に交通障害が発生し、路線バスが運休する事態に至った。懸命に除雪にあたった結果、多額の費用を要し、再び除雪費に不足が生じる見込みとなり、補正予算の増額を2月13日付けで専決処分した。