2018年01月31日 12:58更新
妙高市立新井中学校の吹奏楽部の生徒が、2月にひらかれる西関東アンサンブルコンテスト中学校の部に出場する。大会を間近に控えメンバーは最後の調整に余念がない。
西関東大会に出場するのは、新井中学校吹奏楽部の2年生8人、編成は木管八重奏。8人は、289チームが出場した予選大会とそこを勝ち上がった32チームによる代表選考大会を経て、新潟県代表10チームのひとつに選ばれた。
アンサンブルコンテストは、通称「アンコン」と呼ばれ毎年冬の時期に全国大会が開かれている。中学、高校、大学、職場・一般の部門があり、金管5重奏やフルート三重奏など3人から8人で編成したアンサンブルの演奏で競う。大編成で行う夏の全日本吹奏楽コンクールとは違い、部員数がそろわなくても全国大会を狙えるとあって、ひとつの学校から複数のチームが挑戦することも珍しくない。
新井中学校のチームは8年連続で県大会で代表権を獲得し西関東大会に駒を進めているが、あと一歩のところで全国大会出場に及ばず涙をのんできた。アンコンには課題曲はなく、5分以内の自由曲を1曲演奏する。
今年のメンバーが演奏するのは「鬼姫 ~ある美しき幻影~」という現代曲。激しい冒頭から中盤は一変し、やさしく表情豊かな展開になる。
メンバーがこの曲の楽譜を手にしたのは4か月前。譜面には書き込みがびっしり。そのひとつひとつに思いが込められている。30日もリズムの取り方を繰り返し確認していた。
西関東大会中学校の部には新潟、群馬、山梨、埼玉の4県の代表38チームが出場。全国大会に出場できるのはこのうち2チームだけ。
リーダーの牧野さんは、「金賞をとって全国大会にいきたい」と意欲を見せていた。
西関東アンサンブルコンテスト中学校の部は、2月3日土曜日に山梨県で開かれる。
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