2018年01月28日 07:00更新
上越市立大島中学校の生徒が考えたご当地グルメ“ホタル丼”を実際に地域の人たちに味わってもらおうと、26日大島中学校で試食会が行われた。
生徒考案のご当地グルメ“ホタル丼”は地元で取れる山菜などを大島区の名物ホタルに似せて盛り付けている。ホタルの触手はゼンマイ、光る部分は卵を使っている。試食会には、地元の地域協議会や総合事務所などから30人が招かれた。
試食は出来上がったものを食べるのではなく、各自でホタルの形に具材を盛り付ける。
試食した生徒は「ほとんど大島で育った食材なので、馴染み深く、いつも食べている味でおいしい」と。また、大島区総合事務所の古田晴雄所長も「自分で盛り付けできるところが楽しかった。薄味でそれぞれの食材の味が出て大変良かった」と好評だった。ご当地丼を考案したの3年生 岩野美咲さんは「給食が成功したので、弁当として売り出したい。ホタル丼をつくって大島を活性化してもらえれば」と話している。
このホタル丼は地域活性化のアイデアとして去年秋、生徒が考えた。その後、地域協議会への提案を経て、今回の試食会が実現した。今後は、試食会の感想を踏まえ、正式なご当地メニューとして大島区の飲食店などで提供できるかどうか、地域協議会などで検討に入るということ。
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