2017年12月25日 17:33更新

北陸新幹線からの乗り換え時間  4本の列車で改善

えちごトキめき鉄道が15日、来年3月のダイヤ改正を発表した。北陸新幹線からの乗り換え時間が4本の列車で改善され、最大1時間近く短くなることがわかった。

えちごトキめき鉄道によると、最も乗り換え時間が短くなるのは金沢発「はくたか560号」。

これまでは、上越妙高駅に午前11時58分に着いたあと、妙高高原方面への乗り換えは午後1時1分発まで1時間以上待ち時間があったものが、午後0時6分発、8分の待ち合わせと大幅に短くなる。

同じように金沢発午後7時12分着の「はくたか574号」では、直江津方面への乗り換え時間がこれまでの35分から8分と短くなる。これにより北陸・関西方面からの利便性があがるものと見られている。

この他、お昼前後に上越妙高駅に着く東京発「はくたか557号」と「はたか559号」では、直江津方面への乗り換え時間がそれぞれ12分、8分となる。これは現ダイヤより半分ほど短くなる。

ひすい・はねうまライン  乗り換えなし直通列車誕生

また、今回のダイヤ改正では、日本海ひすいラインから妙高はねうまラインへの乗り換えなし直通列車が誕生する。始発は富山県泊駅午前9時24分、直江津駅での乗り換えなしで新井駅午前11時21分着になる。

これは乗客からの要望にこたえたもので、各駅停車の旅が可能となった。これまでひすいラインからはねうまラインへの乗り入れは、リゾート列車雪月花のみだった。普通列車ではトキめき鉄道開業後初めてということ。

えちごトキめき鉄道のダイヤ改正は来年3月17日から。

また、ほくほく線でも同じ3月17日にダイヤ改正があり、これまで乗り換えできなかったものができるようになる。

それは直江津発午後5時55分の列車。改正により発車が8分後の午後6時3分になる。

これにより妙高はねうまライン直江津着午後5時59分からの乗り換えができ、通勤通学の利便性があがる。

※2017年12月25日 ニュースLiNK　初回18:30～