2017年12月20日 13:31更新
達人に学ぶお正月の味!「上越の食を育む会」が19日、米こうじなど地元の食材を使ったおせち料理教室を開いた。
料理教室は、地元食材の魅力を知ってもらおうと年に5回開かれている。今年度、最終回のきのうは「家庭で作るお正月料理」がテーマだった。講師は和食の達人、県日本調理技能士会会長の中原久雄さん。主婦など7人がおせち料理5品の作り方を学んだ。
これは紅白なます。普通は、酢と砂糖で味つけするが、今回は上越産の米こうじに水を加えて発酵させた甘麹を使用。達人、中原さんのこだわり。そこに食材と酢と酒粕を混ぜて完成。
この他、参加者は鶏肉を使った伊達巻や絹田巻などを作った。
「帰省する息子に作ってあげたい」と話す参加者。
中原さんは、おせち料理では運気を上げるためにニンジン、ダイコン、レンコンなど「ん」がつく食材を使って縁起を担ぐ風習があることなども紹介し、「若い人にも食べてもらいたい。伝統の日本食を少しでも取り入れてほしい」と話した。
※2017年12月20日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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