2025年03月03日 12:36更新
上越市の関根学園高校で1日(土)卒業式が行われ、182人が学び舎を旅立ちました。今年は在校生が6年ぶりに参加し卒業生を送り出しました。関根学園高校を卒業したのは182人です。コロナ禍以降、参加は保護者や来賓だけに限られていましたが、今年からは在校生およそ350人も見届けました。
卒業証書授与では一人ひとりの名前が呼ばれたあと、クラスの代表がステージに上がりました。
鈴木重行校長は「人はどんな困難にも立ち向かえる力がある。困難にぶつかったときは関根学園で培った学びと自信を胸に立ち向かってほしい」とはなむけのことばを送りました。
また、在校生代表の2年生、植木琉友さんは「先輩たちが築き上げた伝統をさらに発展させ、よりよい学校づくりに励んでいきたい」と別れのことばを送りました。
このあと卒業生代表の片桐優さんは、所属していた野球部の活動を振り返りました。
「甲子園出場を夢に、がむしゃらに走ったグラウンド。バカ笑いした時間は一生の宝物。目標だった甲子園出場という結果で恩返しができなかったことが悔やまれるが、後輩たちが叶えてくれると思うので卒業後も応援したい」 このあと教室で最後のホームルームが行われ、担任から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
卒業生
「毎日が楽しかった。就職するのでいっぱい働きたい」
「野球部の夏の大会が思い出。仲間と懸命に戦かった。大学でも野球を続けるのでエースになりたい」
「まずは親に感謝したい。大学では生態系の勉強をする。親孝行ができる立派な大人になりたい」卒業生は118人が進学、64人が地元の企業などに就職するということです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.