2025年02月13日 13:59更新
上越市三和区で3人がイノシシに襲われた被害について、イノシシは12日(水)夕方、三和区で捕獲されましたが、3人を襲ったイノシシかどうかは分からないということです。上越市と妙高市はこの冬、12日までにイノシシの目撃情報に関する安全メールを9件送信しています。少雪だった昨年度の冬より目撃情報が増えていて、県などは遭遇した場合、物陰に隠れるなどして身を守るよう注意を呼びかけています。
上越市三和区では11日、12日の2日間、3人がいずれも体長1メートルほどのイノシシに襲われ、手足をかまれるなどのけがをしました。市はイノシシの行方を追い、12日午後5時ごろ三和区内で捕獲しました。3人を襲ったイノシシかどうかは分からないということです。
上越市、妙高市ではこの冬、イノシシの目撃情報が増えています。イノシシが目撃されて人に被害が及ぶおそれがある場合、市は安全メールで市民に知らせることにしています。昨年度の冬はこのメールが上越市、妙高市から送信されていません。しかしこの冬は上越市から4件、妙高市から5件送信され、3人がけがをしています。
こうした中、12日は上越市御殿山町と大貫4丁目でも目撃され、近くの小学校では安全確保のため下校時に学校の職員が付き添いました。
県などによりますと、イノシシによる人への被害は、雪が降る時期に多くなる傾向にあるということです。エサを求めて雪の少ない場所に出没する可能性があるとして、遭遇した場合は大声を出したり物を投げたりして刺激しない、物陰に隠れる、高いところへ登るなどしてやり過ごす、日ごろからエサとなるものを放置しないなど、注意を呼びかけています。
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