2025年01月25日 04:00更新
去年9月に惜しまれながら閉店した飲食店「Cafe Rest Fifty-Fifty」が、ラーメン店「麺屋 Fifty-Fifty(フィフティ・フィフティ)」として、上越市稲田に場所を移して去年12月に再オープンしました。
フィフティ・フィフティはもともと上越市上島で、38年前に大型パチンコ店を利用する人たちに食事を提供する場としてオープンしました。ラーメンや定食メニューが人気で、多くの常連たちに親しまれてきましたが、店舗があった場所が更地になることから契約更新ができず、去年9月に店を閉めることになりました。
店を営む齋藤勲さんは移転先を探しましたが希望に合うところが見つからず、閉店を決めました。閉店間際は最後に店の味を楽しもうと行列ができ、多くの人でにぎわいました。
その後、閉店を悲しむ常連客たちの協力によって、現在の上越市稲田の店舗が見つかり、再オープンにこぎつけました。
新しい店舗はリフォーム会社「リフォーム1番専門店」や「コインランドリーしゃぼん」などが入るヤマトプラザの2階です。以前、やまだラーメン稲田店やそのほかのラーメン店が営業していた場所です。
店内の広さは100平方メートルほどで、以前の店とほぼ変わりません。カウンター12席、テーブル席は2~3人掛けが5つ、小上がりには6人掛けの席が2つあります。
現在、店ではラーメンとセットメニューのみを提供しています。
昔からファンが多かったコク旨スープが特徴のラーメンの味は変わらず健在。豚骨と鶏ガラをベースにじっくりと24時間煮込む濃厚スープに、自家製の中太手もみ麺がよく絡みます。
しょうゆとんこつスープのほかに、鶏ガラしおスープ、みそとんこつスープのメニューもあります。
同店では以前からラーメンとのセットメニューが人気で、もちろん新店舗でも提供しています。
ラーチャセット 1080円(税込)
なかでも、レギュラーラーメンとチャーハン、サラダがセットになったボリューム満点の「ラーチャセット」が人気です。そのほかにも、ファンが多いの激辛「蒙古タンメンセット」(970円)、常連にも好評の「焼肉らーめんセット」(1000円)なども変わらず楽しめます。
チャーシュー坦々めん 980円(税込)
変わりダネのメニューや移転を機に新メニューも登場しています。
メニュー表には定食メニューも記載されていますが、提供再開は未定で、しばらくはラーメンやドリンクのみの提供となる予定です。
店主 齋藤勲さん
「皆さんのご協力があり、再出発できたことを感謝し、これからも頑張っていきます。ぜひお越しください。以前の店同様、一人で切り盛りしているため、料理の提供など少しお待たせする場合があります。よろしくお願いいたします」
※記事中の料金はすべて税込み
麺屋 Fifty-Fifty(フィフティ・フィフティ)
■住所:上越市稲田4-12-3 ヤマトプラザ2F
■電話:TEL025-522-5779
■営業時間:11:00~14:00/17:30~21:00(20:30LO)
■定休日:月曜
■駐車場:共用
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