2016年11月29日 12:53更新
建築工事を行う上越市大潟区潟町の渡邊工務店が25日に事業を停止し、任意整理に入っていることがわかった。負債総額、約8,000万円が見込まれる。
帝国データバンクによると、渡邊工務店は昭和21年に創業。旧大潟町を主な営業エリアに一般顧客からの木造住宅の新築や増改築工事を行ってきた。平成9年には1年間の売り上げが約3億200万円あったが、消費の低迷や大手企業などとの競合が激しくなり、去年の売り上げは約9,700万円に。債務が資産を上回る債務超過となっていた。
今期に入ってからも受注に改善が見られないなか、代表の体調不良も重なり、事業継続を断念した。