2024年10月28日 13:31更新
首都圏などに住む妙高市出身者でつくる「えちご妙高会」の総会と懇親会が、26日(土)東京で開かれました。今年発足20周年の節目を迎えた一方で、会員数は600人とピーク時の半分以下に減っていることから、リーフレットを活用するなどして新しい会員を増やす活動に力を入れます。
えちご妙高会は、平成の大合併で妙高市が誕生したのにあわせて発足しました。発足から20年の節目を迎えました現在、会員は600人でその多くは80代以上です。会員数は高齢化などにより最も多かった発足時の1350人と比べ半分以下になっています。会では10年後の発足30周年を目指し、新しい会員を増やす活動に力を入れます。
その1つとして、今年5月に都内で初めて「タケノコ汁」を食べるイベントを開きました。
写真提供:えちご妙高会
故郷の味を楽しもうと企画されたもので、妙高産のタケノコを取り寄せ、参加者が皮をむいて味わいました。
また、会の活動などを紹介するリーフレットを妙高市のはたちの集いで配り、若い世代にアピールする活動を続けることにしています。
えちご妙高会 豊田寛会長
「子どもの頃にタケノコ狩りの学校行事があった。タケノコ汁を食べるイベントは好評だった。キノコなど妙高の食材でイベントを広められたら。現在の会員と若い世代でふるさとへの価値観が違うので難しい。妙高市も50~60代の加入を進めようとしているので発展が楽しみ」
総会には60人ほどが参加し、会員を増やすための取り組みなどが報告されました。この日は妙高市出身のマリンバ奏者京谷ひとみさんが演奏を披露したほか、コメの重量当てクイズなどが行なわれました。
参加者
「初めて参加したが、周りが新井の人。初めてでも話が通じる。来年も参加する」
「姉に誘われて参加するようになった。ふるさとに帰ったような懐かしい気持ちになって楽しい。この時期になると稲刈りを思い出す」
「初回の総会から参加しているが、年々参加者が少なくなってきた。若い世代に入ってもらいたい。自分も50歳くらいに入会したが、そのくらいにならないと会に興味がないのでは」
城戸市長は「首都圏とふるさとを繋ぐ会を次の世代に受け継いでもらう為市としても会をアピールしたい」と挨拶しました。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.