2024年10月25日 13:17更新

県立高田高校の創立150周年を記念し、卒業生や元教職員、およそ50人が制作した絵や銅像などの美術展が25日（金）から上越市本町の大島画廊で始まりました。

美術展は、高田高校が今年で創立150周年の節目を迎えることから卒業生でつくる実行委員会が企画しました。会場には高田高校で美術を教えていた画家の村山陽さんなど元職員6人と、大正から令和にかけて卒業した生徒47人の絵画や写真、銅像など、合わせて50点あまりが展示されています。

25日は54年前の昭和45年に卒業し、中学校と高校で美術教員を務めた三浦顕さんが会場を訪れ、自分や先輩たちの作品を眺めていました。

高田高校卒業生 三浦顕さん
「同級生しか知らなかったが先輩も後輩もたくさんいると分かり感動。歴史のある高校に育ったのだと思う。（村山）陽先生にお世話になった。情熱的に生徒に語っていた。若い人に見てもらえるとうれしい」

木彫「柘榴」薄波謙一さん作

会場には卒業生であり、母校で教職員として活躍した人の作品もあります。

元職員や卒業生は東京や京都など地元以外にいる人もいて、実行委員会では美術展に向けて作品を集めてきました。

高田高校創立150周年記念美術展 齋藤尚明 実行委員長
「1つの高校でこれだけ多様な年代も違う幅広い作品群に感動してほしい」

この美術展は27日まで上越市本町3丁目の大島画廊で開かれています。