2024年10月20日 19:57更新

19日（土）午後9時47分、上越市本町2丁目の建物で火災が発生しました。この火災で86歳の男性1人が救助され病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。

消防によりますと、19日の午後9時40分過ぎに近くに住む住人から「建物の2階から炎が上がっている。隣の建物にも燃え移っている」と通報がありました。

消防車18台、61人が消火にあたり、発生からおよそ5時間後、20日(日)午前2時46分に火は消し止められました。この火災で火元の空家を含め、会社事務所や住宅など6棟が全焼（焼失面積の合計 2660平方メートル)。86歳の男性1人が救助され病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

家族が経営する店が全焼
「火が出ていると聞いてかけつけた。これからどうしていくのか心配」

近くに住む人
「火は見えなかったが煙があがっているのが見えた。匂いもすごかった。明日は我が身。引き締めたい」
「雁木通りに住んだ時から、人一倍火災には気を付けている。あっという間に広がるから。改めて意識を高く持ちたい」

警察では放火の可能性は低いとみています。引き続き火災の原因を調べています。

周辺では、今年2月に上越市本町6丁目で6棟、3月に上越市本町1丁目で8棟が焼ける火災が発生しています。