2024年09月11日 17:00更新
上越市立頸城中学校の吹奏楽部が24年ぶりに西関東吹奏楽コンクールに出場します。部員たちは練習のようすをタブレット端末で撮影して課題を探り、音の強弱を意識した「心に響く演奏」を目指します。
西関東吹奏楽コンクールに出場するのは、頸城中学校 吹奏楽部の1年生から3年生、あわせて18人です。先月、長岡市で行われた県大会で金賞を受賞し、県代表の7校に選ばれました。西関東大会への出場は24年ぶりです。本番では「秘儀Ⅱ~7声部の管楽オーケストラと4人の打楽器奏者のための~」を演奏します。曲はおよそ8分です。
部員は部活動の練習時間が地域移行などで平日の3日間などに限られるなか、効率よく進めようと練習のようすを学校のタブレット端末に撮影しています。映像は部活動以外の時間などに見返して課題を出しあい、改善に向けた練習を繰り返してきました。
頸城中学校吹奏楽部 青木咲綾 副部長
「パートに分かれて苦手なところを時間かけて練習してきた。ここからここまでの小節の音程が良くないとか、タンギング(息つぎ)できていないとか、強弱が足りないとか理想の演奏になるように足りない部分をみんなで見つけいる。自分ではわからないところを友達に聞いて修正したりしている」
頸城中学校吹奏楽部 河瀬知優 部長
「3年生が部員の半分以上。3年生を中心に指摘しあえるのが強み」
目指しているのは音の強弱を意識した「心に響く演奏」です。
頸城中学校吹奏楽部 楚山利香 顧問
「音楽はハート。自分たちの気持ちを聞いている人に伝わるように演奏しようねってやってきた。自分と楽器が一体になってしっかり楽器を鳴らすことが大事。本番では練習してきたことが出しきれれば良いと思う」
西関東吹奏楽コンクールは今週14日(土)に埼玉県所沢市で行われます。
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