2024年09月09日 13:57更新
ものづくりや美容などの体験を通して地元の企業や仕事を知ってもらおうというイベントがこのほど上越市で開かれました。
アクセサリーづくりに前髪のカット。さらに重機の操作まで。
子どもたちが体験しているのはいずれも地元の仕事です。 このイベントは市内の事業所を知ってもらおうと、上越青年会議所が「まちがぼくらの学校だ」と題して、高田城址公園の芝生広場を会場に初めて開きました。参加したのは78の事業者です。
上越青年会議所 川室岳さん
「若者が進学を機に県外就職をして上越市に戻ってこないことを問題視。(幼少期の)楽しい経験や思い出、市内で活躍している人と交流することで、将来の選択肢がふえるのでは」
これは木の伐採をしたり重機を扱ったりしている事業所「いぶき」のブースです。伐採をするときはチェーンソーなどを持ち運びながら木に登ることがあり、会場では子どもたちが木登りを体験していました。
また伐採作業は高さ30メートルの木に登って行なうこともあります。サングラスのような道具をかけると、内側にデジタル映像が現われ、このような作業を体験できます。
参加した子ども
「(映像で)小さい木と大きい木を切っていて、下に落としていた。すごいと思った」
また参加者は重機の操作も体験し、プラスチック製の棒を切り落としました。
参加した子ども
「アームを動かすのが楽しかった」
いぶき 金子裕取締役
「びっくり。来る子どもみんな経験者のよう。好奇心はすごい。重機も楽しい、高いところも最初は怖いが楽しい。自分も上越で生まれ育って、この仕事をしているので、自分に合った最高の仕事を見つけてほしい」
上越青年会議所 川室岳さん
「上越市でもやりたいことや夢を追えるまちにしていきたい」
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