2017年11月08日 15:23更新
新潟県の学校給食調理コンクールで最優秀賞に輝いたメニューが8日、妙高市内の小中学校に登場した。
メニューには調味料のかんずりをはじめ、地元妙高の食材がふんだんに使われている。学校給食調理コンクールは今年8月に開催され、県内の8つの市や町のなかで、妙高市が最優秀賞を獲得した。
そのメニューがこちら。
鶏肉の揚げ物には妙高市の特産「かんずり」を使ったソースが。地元のトマトジュースを加えることでまろやかに仕上げている。
また、たけのこ汁には地元のたけのこの他、酒造りが盛んな妙高市を連想してもらおうと酒粕が入っている。さらにサバの水煮を加えコクを出した。
妙高市内の小中学校では月に1回、郷土料理や地元の食材を使った給食が提供されている。8日は市内すべての12校でこのメニューが登場した。
メニューを考案した、新井中学校の栄養教諭 渡邊英里さん。約3か月後に妙高市で開催される「はね馬国体」に合わせて作った。国体では市外から多くの人が訪れる他、年々、外国人観光客が増えており、「地元の子どもたちから地元の食材をアピールしてほしい」との思いが込められている。
渡邊さんはメニュー作りのため、「妙高市を訪れる人に食べほしいものは何か」生徒にアンケートをしてきた。その結果1 位は「かんずり」だった。
なかには、かんずりが苦手という生徒もいたが、残さずに食べきっていた。
※2017年11月8日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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