2024年05月23日 09:23更新
えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」で21日(火)、初めて結婚式が行われました。
式を挙げたのは、千葉県流山市に住む石井健さんと幸子さんです。新郎新婦が雪月花に乗るのは7回目、思い出の場所で永遠の愛を誓いました。2人は8年前の2016年、初めて雪月花に乗りました。車窓から見える四季折々の風景と、列車の中で提供される地元食材を使った食事が気に入り、これまで6回乗っています。
結婚式は上越市の冠婚葬祭業 平安セレモニーとえちごトキめき鉄道が企画し、初めて実現しました。
石井健さん 幸子さん
「私たちの思い出のある電車で結婚式ができることは幸せな事。雪月花から見える美しい景色や美味しい料理を家族にも味わってもらいたいと思った」
結婚式には新郎新婦の家族や親せきなどおよそ20人が出席しました。雪月花は直江津駅を出発したあと、二本木駅で折り返し、糸魚川駅で折り返して直江津駅に戻るおよそ4時間の運行です。
二本木駅では結婚証明書への署名、糸魚川駅ではケーキカットがあるなど、駅に立ち寄りセレモニーやイベントが行なわれました。車内では上越市の結婚式場、デュオ・セレッソが地元食材で作った和洋中の料理が振る舞われました。
石井健さん 幸子さん
「こんな素敵な景色の中でやれてうれしい。レールがずっと続いているように、私たちの結婚生活も続くように夫婦共ども頑張っていきます」
えちごトキめき鉄道 鳥塚亮 社長
「今の時代ローカル鉄道は、いろいろな使い方をしなければならない。今回ウエディングという形でやったけど全国的に広がってほしい。この地域を思い出にしてくれる輪が広がったら」
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