2024年05月16日 17:46更新
火打山と妙高山の中間にある山小屋「高谷池ヒュッテ」が来月1日から本格的な営業を始めるのを前に、16日(木)にヘリコプターで荷物を運ぶ作業が行われました。
山小屋の「高谷池ヒュッテ」に荷物を運ぶ作業は、妙高ツーリズムマネジメントが毎年この時期に行なっています。荷物は灯油や軽油などの燃料5トン、炊飯などに使う水5トンなど合わせて22トンです。水は去年の夏まで山小屋の前にある高谷池のものを使っていましたが、水不足と水質の悪化で、今年からは運ぶことになりました。
笹ヶ峰高原乙見湖休憩舎近くにある笹ヶ峰ヘリポートから「高谷池ヒュッテ」までは、標高差が900メートル、距離がおよそ9キロあり、往復およそ10分かかります。1回で運べる量は1トンで30回往復します。
16日は午前中は天候が悪く、飛べなかったものの午後には回復し、妙高ツーリズムマネジメントのメンバーのほか、荷物を下ろすボランティア合わせて14人がヘリコプターに乗って荷物を運びました。
【画像提供:妙高ツーリズムマネジメント】
今シーズンの営業は、来月1日から10月末まで。宿泊は去年同様の3000人を見込んでいます。
妙高ツーリズムマネジメント 関原一義 事務局長
「百名山の中で特に火打山は多種多様な高山植物が見られると知られている。日本を代表するような景観を眺めることができる。手つかずの自然を多くの人に楽しんでほしい」
作業は16日で終わらなかったため、17日以降も天候を見ながら行なうことにしています。
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