2024年04月17日 09:21更新
16日(火)、妙高市蔵々地内を流れる関川の水が白濁していると、県上越環境センターに通報がありました。上越環境センターと関係機関が調査を行ったところ、関川支流の白田切川から白濁水の流入が原因であることがわかりました。
上越環境センターが水質調査を実施した結果、採水した5地点のうち、関川支流の白田切川で環境基準値0.0005㎎/Lを超える水銀が検出されました。そのほか関川本流の4地点で検出はされませんでした。白田切川と関川の白田切川合流点より下流には上水道の取水はないということです。
県環境対策課によりますと、白田切川は火山由来の水銀が存在する妙高山を源流といています。白田切川では過去にも水銀が検出されており、雪解けや大雨の際に関川が白濁することがあるということです。なお、今回の測定値はこれまでの測定値の範囲内でした。
県では引き続き、白田切川と関川の状況を監視していくということです。
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