2024年02月09日 18:50更新
全国中学校スキー大会クロスカントリー競技、最終日の9日(金)は県対抗リレーが行われ、新潟県男子チームは惜しくも2位、2連覇とはなりませんでした。新潟のアンカーは、上越勢から唯一出場した上越市立中郷中学校の岡田幸輝さんが務め、4走区間1位の力強い滑りで順位を押し上げました。
クロスカントリー競技県対抗リレー男子の部は、1チーム4人が5キロずつ滑ります。ことしは、新潟県を含む17チームが出場しました。去年優勝している新潟は2連覇を目指します。
アンカーは、上越勢で唯一メンバーに選ばれている、上越市立中郷中学校3年生の岡田幸輝さんが務めました。岡田さんはこの大会のフリー競技で県勢トップの準優勝を果たしています。
新潟は1走、2走が十日町市、3走は南魚沼市の選手が滑りました。3区間を終え新潟は3位、1位の秋田と2位の長野を追う展開です。
そして、アンカーの岡田さんがスタート。このとき1位との差は31秒でした。前半からハイペースの滑りでついに秋田をとらえ、順位を2位に押し上げます。
しかし、追い上げもここまで。1位長野とおよそ29秒差の2位でゴールし、目標の2連覇を逃しました。
岡田幸輝さん
「目指していたのが優勝なので悔しい。とにかく追いついてラストで越そうと思ったが、体がついてこなくなり後半は詰めることができなかった。(ゴール後)仲間が迎え入れてくれた。新潟県チームで一緒にできてよかった」
岡田さんは、4走区間で1位の記録でした。
岡田幸輝さん
「支えがあったから続けられてここまで速くなれた。周りの人に感謝」
また、8日(木)に富山県で行われた全国高校スキー大会 クロスカントリー競技フリーの部では、新井高校3年の宮下美幸さんが2位とわずか0.8秒差の接戦を制し、初優勝に輝きました。
先月 県大会の宮下美幸さん
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