2023年12月05日 18:03更新
上越市出身の日本画家小林古径が作品を完成させるまでに描いた下書きやスケッチなどの「素描」を集めた企画展が高田城址公園にある小林古径記念美術館で開かれています。
企画展は小林古径の生誕140年を記念した特別展の第2弾です。
今回は「古径さんの素描」と題し古径が作品を完成させる過程で描いた下書きやスケッチ、いわゆる素描を中心に170点あまりが展示されています。
これは「牡丹」の素描です。
完成品と比べると構図や色などが違うことが分かります。
小林古径記念美術館 小川陽子さん
「完成品ではないが、その過程を垣間見られる貴重な機会なので試行錯誤の跡を見ていただきたい」
企画展は来年3月10日まで開かれています。
期間中は学芸員による解説や古径の技法を体験するイベントも開かれます。詳しくは美術館のホームページをご覧ください。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.