2023年11月14日 18:57更新
今年の夏、上越市の直江津地区で開かれた「なおえつうみまちアート」は、開催期間が去年より2週間短いにも関わらず、メイン会場となった直江津屋台会館の来場者数がおよそ4500人と、去年の1.5倍に増えたことが分かりました。実行委員会では、期間を短くして、イベントの開催日を集中させたことが要因とみています。
今年の「なおえつうみまちアート」は、開催期間を去年よりも2週間短くして、8月19日から9月10日までの3週間、海岸や市街地など町全体で行なわれました。
期間中はメイン会場の直江津屋台会館のほか、直江津駅、直江津ショッピングセンターなどで、児童の絵の展示やワークショップなどが行なわれました。その結果、直江津屋台会館の来場者数が去年の1.5倍、およそ4500人に増えました。
なおえつ うみまちアート実行委員会 重原稔実行委員長
「1番楽しんでもらえる期間にイベント集中させて 内容も濃くした。今回の期間でも満足したと好意的な声をたくさん聞いた」
13日(月)は実行委員会や町内会長など28人が集まり、今年の取り組みを振り返りました。
「海岸にアートを作ったのは非常に良かった。直江津の1番いいところは海が近いところ」
「マツの木に巻いたブルーのテープ、すごく面白いと思った」
「『何か分からない』刺激を与えていて面白い」
また、作品を歩きながら楽しむスタンプラリーは700人を超える参加がありましたが、市外からの参加は去年と同じく1割ほどに留まりました。実行委員会では、市外から訪れる人を去年よりも増やしたい考えでしたが、今回の結果を受けてターゲットを誰にするのか、また開催エリアを広めるのかどうか、方向性が話し合われました。
参加者
「もっと規模やエリアを拡大していきたい人もいれば、エリアは拡大せずに直江津地区の中で留める(意見も)。どちらに展開していったらいいか」
重原稔 実行委員長
「まだ市民主体でやり始めて2年目。模索しているところ。1年目は必死に進めて、今年は何とかより広げる形ができた。いろいろな方向性を探っていきたい」
実行委員会では、今回の意見を踏まえ、来年の開催を検討していくということです。
重原稔 実行委員長
「地域の皆さんと育てていきたいイベント。みんなでつなぎ 考えていきたい」
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