2023年11月05日 08:32更新
物語を子どもたちにつなぎたい!
古くなった絵本を集めて、傷んだものは修理してまた読めるようにするリサイクル活動に上越高等学校の生徒が取組んでいます。1日(水)は修理した絵本など120冊を明照幼稚園に贈りました。
古い絵本を修理してリサイクルする活動に取組んでいるのは、上越高校の「インターアクトクラブ」です。
修理の方法は、高田東ロータリークラブに協力してもらい、上越市本町にある小川紙店から教わりました。先月には、明照幼稚園から預かった30冊と全校生徒から寄せられた20冊を、破れたページに専用のフィルムを貼るなどして修理しました。
絵本の修理 発案者 小田島向羽さん
「もっとこうした方がいいのではと考えながらみんなで直した」
1日(水)は、クラブの部員19人が明照幼稚園をおとずれ、預かった絵本を含めて、120冊ほどを贈りました。
小田島向羽さん
「歳の離れた弟が園からよく絵本を借りてくる。(傷んだ本を)何とかできないかとこの企画を考えた。園児が喜んでくれてうれしかった。やりがいがあってやってよかった」
このあとは、贈った絵本を使って、園児66人に読み聞かせをしました。
園児
「(絵本)おもしろかった。大事に使いたい」
「3冊絵本を読んでもらった。まだ読んでいない本を読みたい」
明照幼稚園 小林實園長
「幼稚園の古い絵本を修理して持ってきてくれた。そういう活動を高校生がやることは最近ないので大変ありがたい。古いものを大事にするという面でも子どもたちにとって意義のあること。ぜひ続けてもらえれば」
インターアクトクラブは来月、イオン上越店で献血の呼びかけを行うということです。
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