2023年10月25日 11:54更新

妙高市ではこの冬から、雪が降っても学校や公共施設周辺の歩道を歩きやすくしようと、除雪の目安をこれまでの積雪15センチから10センチに下げることになりました。

過去の様子

これは10月24日（火）に開かれた道路除雪計画説明会で明らかになりました。 

妙高市は、この冬から歩道除雪を行う積雪の目安をこれまでの15センチから車道と同じ10センチに下げます。これは、児童生徒の登下校や高齢者に配慮してほしいという要望に応えたものです。

対象となる歩道は、これまでと変わらず総延長29.86キロ、学校や公共施設に通じる歩道で交通量が多い路線などです。 

妙高市建設課 丸山敏行課長
「低学年の児童は長靴に雪がかぶる。高齢者も歩きづらいという話があった。道路除雪に合わせて10センチに見直した」

歩道での除雪作業時間は、早朝が車道と同じく新井・妙高地域が午前7時まで、妙高高原地域が午前6時半までに終えることとしています。また、日中の作業は車道より早く、すべての地域の小・中学校周辺が午後3時半まで、ほかは午後4時までに終わらせることとしています。

このほか、市道の除雪対象は393.48キロで、昨年度よりも1.36キロ増えました。これは宅地開発で市道の距離が伸びたためです。除雪作業は、昨年度と同じ51業者があたります。 県道と市道の除雪の進捗状況は、妙高市のホームページで見ることができます。

妙高市建設課 丸山敏行課長
「市民の生活に支障がない形で安全安心な道路確保に努めたい」