2023年09月28日 13:49更新
大雨による土砂災害を想定して、上越市谷浜地区にある小中学校と保育園が26日(火)に合同で避難訓練を行いました。
訓練は授業中に土砂災害警戒情報が発表され、市から避難指示が出された想定で行われました。参加したのは上越市立谷浜小学校と潮陵中学校、たにはま保育園の85人です。
このうち谷浜小学校では、避難指示にあわせて児童がヘルメットをかぶり、すばやく体育館へ移動しました。
続いて中学生と園児も到着し、全員の避難が完了しました。
防災アドバイザー 奥泉稔さん
「災害はいつ起きるか分からない。防災の最大の敵は「忘災」という言葉を常に胸に刻んでいつでも避難できるように準備してもらいたい」
岩片和義校長
「きょう家に帰ったらこんな避難訓練をしたよと、もし自分の家で避難指示が出たらどこの部屋で寝て、翌朝避難するか相談する日にしてもらえれば」
小学校前の県道には急な傾斜地があり、土砂災害警戒区域となっています。
谷浜小学校ではPTAが中心になり、校区内の危険な場所を書きこんだ地図を作っています。この日は児童と生徒がこの地図を見ながら、住んでいる地区について危険な場所を確認していました。
5年生
「走らないでみんなと一緒に行動できた」
6年生
「災害が起きると大変なんだと先生たちの話で感じた」
中学生
「(災害時のことを)家族で確認していざというときに逃げられるようにしたい」
防災アドバイザー 奥泉稔さん
「保育園、小学校、中学校が一緒に訓練するのは大事なこと。兄弟や姉妹もいる。中学生が中心になって、自分の命を自分で守ることが大切」
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