2023年09月11日 17:00更新
ヒマワリを育てて、そのタネで食用オイルを作っている障がい者就労支援施設「つくし工房」に協力しようと、高田特別支援学校の生徒が、11日(月)、ヒマワリのタネを収穫しました。
「つくし工房」では施設の利用者がヒマワリのタネを食用オイルに加工し販売しています。ヒマワリの栽培はつくし工房だけでなく、一般市民などにも呼びかけて、はばひろく行われ、収穫したタネを提供してもらっています。
高田特別支援学校も、去年から学校の畑でヒマワリを栽培していて、11日は高等部の1年生から3年生まで10人がタネを収穫しました。
今年のヒマワリは、猛暑の影響で本数も花の大きさも去年の半分ほどになってしまいましたが、生徒たちは収穫に手ごたえを感じていました。
生徒からは「ホントに暑すぎて熱中症になりそうだった。種ができてうれしい」、「けっこう暑い日もあったがこれだけ大きければ充分です」、「ずっしり重い。うれしいです」と手ごたえを感じていました。
収穫したタネはつくし工房に提供され、乾燥や選別のあと11月に食用オイルに加工される予定です。
つくし工房によりますと、去年は800キロのタネが原料になりましたが、今年の収穫量は去年の4分の1ほどになる見込みです。
つくし工房の田邉信さんは「今年はだいぶ収穫量が落ちそうなので障がい者の就労支援としては残念だが、活動を通して障がい者の就労支援を知ってもらえればうれしい。ヒマワリは癒しと元気をもらえる花。これからもやりたい」と話していました。
完成したオイルはつくし工房のほか、あるるん畑などで販売されます。
高田特別支援学校では、今月30日、学習発表会で去年のヒマワリオイルを使ったお菓子を販売するということです。
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