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避難生活を疑似体験 春日小で防災キャンプ

2023年09月11日 14:25更新

地震や水害などの災害に備えて、段ボールなどで寝床を作り、学校に泊まる防災キャンプが9日(土)に上越市立春日小学校で行われました。

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 防災キャンプは子どもたちに、防災意識を高めてもらおうと父親応援団が4年振りに企画しました。この日は小学5、6年生と保護者、あわせて40人ほどが参加して消火訓練や宿泊訓練を体験しました。

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前田智弘 実行委員長
「(日常が)当たり前のことではないと学んでほしいと企画した」

児童は用意された段ボールのほか、ヨガマットなどを持ち込んで寝床を作りました。このほか、いざという時にどう避難したらよいかを学ぶワークショップが開かれました。

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講師を務めた高田かわこくの職員は、大雨による災害は天気予報などを使ってある程度発生パターンを想定できると話しました。そのうえで、被害が出たときの行動計画の作り方を示しました。

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高田河川国道事務所 山﨑義彦さん
「(災害が発生した)流れに対応して対策を順番にやっていけば、災害に対して被害が減らせるのではないかというのがタイムライン(行動計画)」

春日小学校区にはいわゆるアンダーパスがあり、大雨で水がたまって通れなくなる危険性を踏まえて、避難する必要があるということです。

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「先日の大雨の際、アンダーパスで非常灯が付いていたが、どういう状況なのか?」という問いかけに対し、「回転灯がついている時は侵入禁止。危険になると回転灯や電光掲示板で『来るな』と知らせている」と話していました。

この日は児童が学校に泊まり、夕食はかまどを使ってご飯を炊き、カレーをつくりました。夜には校舎内で歩行訓練をし、翌朝は非常食を味わったということです。

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「(いざという時は)自分で準備して逃げられるようにしたい」

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保護者
「普段できないことを楽しみながら体験できている。避難する大切さを学んだのでは」

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