2023年09月03日 08:19更新
上越市出身の偉人、応用微生物学の世界的権威だった坂口謹一郎博士の功績や人柄を描いた漫画本が5年ぶりに増刷され、1日から販売がはじまりました。
これが「マンガ坂口謹一郎ものがたり」です。A4版で34ページあります。
漫画は、博士の生い立ちや功績を分かりやすく後世に伝えようと、5年前の生誕120周年にあわせ、博士の顕彰会が1600冊作りました。
当時、一般販売をはじめ、市内の小中学校や図書館などに配布されましたが品切れになったため、このたび増刷となりました。
坂口謹一郎顕彰会の笠原昇治さん
「マンガで分かりやすく描いてある。坂口先生のことをより深く知ってもらえれば幸いです」
漫画には、頸城区の坂口記念館で展示されている博士の文化勲章と勲一等瑞宝章をはじめ、博士と地元の人たちとの交流の様子も描かれています。記念館では、その実物や写真を見ることができます。
坂口謹一郎顕彰会の笠原さんは「マンガ坂口謹一郎物語をぜひ読んで。読んだ方は記念館にも来てほしい」とPRしていました。
漫画本は1000冊増刷され、そのうち200冊を、坂口記念館で一冊500円(税込み)で販売します。のこり800冊は顕彰会が市内の小中学校で開く出張授業などで配布することにしています。
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