2023年07月13日 17:58更新
15日・16日に妙高市関山神社で行われる火祭りの仮山伏の演武は、少子化の影響でことし演武を披露するのは、これまでの6人からはじめて4人になります。後継者不足が課題になるなか、将来のまつりの担い手として期待される、地元の児童もまつりに参加し、仮山伏の演武を披露することになっています。本場直前の稽古の様子を取材しました。
仮山伏の演武の稽古をしているのは、妙高市立妙高小学校の4年生6人です。児童は15日、妙高市関山神社で行われる火祭りで仮山伏の棒使いを披露します。この取り組みは、関山神社仮山伏伝承会が将来のまつりの担い手を育てようと行っているもので、妙高小学校の児童が去年から火祭りに参加し演武を披露しています。今年は4年生の6人が参加します。
児童
「幼い頃から(仮山伏を)見て、かっこいいと思った」
「パパが演じる姿を見て(始めた)」
児童は4月末から週に1時間、仮山伏伝承会のメンバーから指導を受けてきました。本番を3日後に控えた12日は太刀を中心に通し稽古をしました。
児童
「見ている時は疲れないと思ったが、やってみたら疲れる。(元気な姿)見せられるように頑張りたい」
「『トー』『ヤー』の所をかっこよく見せたい。そこを見てほしい」
「2人で息を合わせる所を意識」
関山神社仮山伏伝承会 大久保正道 副会長
「ことしの子どもたちは元気がある。元気いっぱいの棒を見てほしい」
一方、大人による仮山伏の演武は、これまで地元出身者を中心に若者6人で披露してきましたが、今年は少子化の影響で、はじめて4人になります。
関山神社仮山伏伝承会 大久保正道 副会長
「子どもたちに関山の伝統を理解してもらいたい。『関山神社に仮山伏あり』ずっと仮山伏を残したい」
児童による演武は、今週15日(土)午前10時過ぎに関山神社の階段下で披露されます。
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