2023年07月11日 16:32更新
上越市北城町にある上越公務員・情報ビジネス専門学校で11日(火)中川幹太市長が特別授業を行いました。上越地域に就職する学生も多いという事で、市長は市の現状や市政について語りました。
特別授業を受講したのは、上越公務員・情報ビジネス専門学校の学生およそ140人です。中川市長は観光や子育て、IT企業の誘致など市の取り組みについて説明しました。その中で、「通年観光」については、雁木や町家など歴史ある景観を守ることで1年を通して観光客に来てもらえるとして「暮らしやすく希望溢れる」まちづくりにつながると話しました。
また、人口減少対策として、若い人の働ける場を創り出すためにIT企業の誘致をめざしていること。さらに、将来の働き手として地元の中高生などがITを学べるように支援していることを紹介しました。このほか、上越市には米などの食料、水、液化天然ガスといったエネルギーなどたくさんの魅力があると話し、若い人には、地元に愛着を持ってほしいと呼び掛けていました。
中川市長
「食事も美味しい。歴史・文化も深いものがある。そういったものを地元の人が愛して子どもや孫に伝えることが大切。地域に対して愛情や誇りをもち子どもの頃の思い出を大切にしてほしい。」
このあと、学生からはUターンの促進や人材不足の解消などについて質問がありました。
学生
「市長本人から話を聞く機会がないので、いい経験になった」
「いろいろな地域の魅力を知って地元を好きになっていけたら」
「地域行事へ自分から積極的に参加することが地域を盛り上げるために必要。将来は公務員として働きたい。少しでも地域に貢献できることがあれば」
上越公務員・情報ビジネス専門学校によりますと、学生のおよそ9割は上越地域での就職を希望しているということです。
上越公務員・情報ビジネス専門学校 深井美年 副校長
「学生はほぼ地元就職を希望している。市長の考えや意見を聞くことで学生が上越地域に貢献してくれれば」
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