2023年06月23日 09:00更新
50年後もサクラを残そう!
校庭にサクラが70本以上ある上越市立北諏訪小学校で、サクラの生態や手入れを学ぶ授業が22日(木)に行われました。
北諏訪小学校には学校の敷地を囲うようにソメイヨシノ75本植えられていて、「サクラの学校」として知られています。児童は春に花見をしながら給食を楽しむなど、サクラに親しんできました。
しかし、多くのサクラの樹齢が寿命の60年を超えていることから、地域の宝などについて学んでいる3年生と6年生19人が、サクラの保護について勉強することになりました。
講師は、高田城址公園のサクラの手入れなどをしている市民団体エコ・グリーンの青木ユキ子さんです。青木さんは、サクラは虫や病気に弱いため折れた枝など切り口には保護剤を塗ることが必要と話しました。
児童は、このあと校内のサクラを観察しました。
児童
「夏に花の芽が出ることを初めて知った」
「サクラはみんなを元気にさせてくれる。大切にしていきたい」
エコ・グリーン 青木ユキ子さん
「(春だけでなく)365日サクラは生きている。関心を持ってほしい。地域の人全体で子どもから大人まで(一緒に)ぜひ残してほしい」
児童は今年の秋、サクラに肥料を与えることにしています。
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