2023年06月20日 18:51更新
パラスポーツで学ぶあきらめない心!
パラリンピック車いす陸上の元日本代表 永尾嘉章さんが20日(火)、上越市立保倉小学校で車いす陸上の体験授業を行いました。
この授業は、児童にパラスポーツを通じてバリアフリーについて考えてもらおうと開かれました。パラリンピック車いす陸上に日本人として最も多い7回出場した永尾嘉章さんが講師を務め、5、6年生の児童33人に車いす陸上の魅力を紹介しました。
はじめに永尾さんは競技用の車いすは速く走れるように重さ8キログラムと軽いことや、トラックのカーブを曲がる時はなるべくブレーキをかけないことなどを説明しました。
続いて実際に児童がトレーニング用の車いすに乗り、どのくらいのスピードが出るか体験しました。
最後に児童が6つのチームに分かれてリレー対決しました。
児童
「諦めないことで障がいのある人とない人は変わりないことに気づいた」
「車いす(の人が)困っていたら『大丈夫ですか』と助けてあげたい」
パラリンピック元日本代表永尾嘉章さん
「パラスポーツを通して、障がいがあってもなくても同じだということを伝えたかった。やりたいことを迷わずやってほしい
そこから可能性が広がっていく。まずは自分の可能性を閉じ込めないでほしい」
この授業は23日にかけて市内の小中学校6校で行われます。
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