2023年06月19日 16:56更新
チョークで描いたのは夢と未来!
現在、工事が進められている黒井藤野新田線でまもなく完成する橋に、上越市立有田小学校の児童が思い思いに絵を描きました。
絵を描いたのは有田小学校の6年生103人です。
黒井藤野新田線は、直江津港と国道18号線の三田インターチェンジを結ぶ全長5.3キロあまりの都市計画道路です。
そのうち、戸野目川に架かる橋が三田新田橋で現在工事が進められています。児童はこれまで、学校の近くで建設されている橋の仕組みや役割について学んできました。
19日(月)は三田新田橋の開通を前に、児童がチョークを使って橋の白い路面に絵を描きました。大きな風船を描き、その中に将来の夢や上越市が将来こうなってほしいといった希望などを表現しました。
児童
「上越市はコメが有名なので『米がうまいから寿司もうまい』と描いた。上越はコメがおいしいから行きたいとなるとうれしい」
「難しかった。チョークがすぐに折れた。保育士を描いた」
「日本のトキが絶滅してしまったので、もういなくならないように思いを込めてトキを描いた」
絵はこのあと、舗装工事によって見えなくなります。19日(月)はドローンを使って児童が絵と一緒に記念撮影しました。
上越市道路課 工藤広太郎 主任
「お絵描きすることで、今後舗装されて見えなくなっても愛着ある橋として生き続けるのではとこのイベントを開催した」
田中産業 岩倉拓也 係長
「工事現場に入って絵を描く機会はなかなかないと思う。(この経験が)地元を知ってもらったり、地元で行われている仕事も知ってもらえるきっかけになればと。楽しそうに描いているのを見てやって良かったと思った」
市によりますと、三田新田橋は今年度中に完成するということです。
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