2023年05月09日 15:39更新
700年前に思いを馳せて…
かつて上越市安塚区にあった山城、直峰城の南北朝時代の城主を偲び、その遺徳を称える風間祭が、8日(月)に4年ぶりにゆかりの寺で開かれました。
直峰城(なおみねじょう)は、かつて安塚区にあった山城です。謙信公は関東へ遠征する際、この城に宿泊したと伝えられています。この祭りは南北朝時代の武将で初代城主だった、風間信濃守信昭をたたえようと、地元の保存会が毎年5月8日に開いてきました。
今年はコロナの影響で4年ぶりの開催です。例年は本丸跡などで出陣の儀式、武禘式が行われたり、民踊が披露されてきました。
この日はあいにくの雨模様で、麓にある城主ゆかりの賞泉寺で地元住民など30人が出席して法要のみが営まれました。初代城主の信昭は、安塚の基礎を築いたとされます。保存会では風間祭だけでなく、城跡の遊歩道整備や謙信公祭でののろし上げにも取り組んでいます。
直峰城跡保存会 長谷川直樹 会長
「先輩方が絶やさずに守ってきた火を絶やさずに守り続けたい」
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