2017年09月13日 17:42更新
北陸新幹線沿線の小規模食品事業者を対象にした商談会が13日、東京の有楽町で開かれ、上越・妙高から7社の企業が参加し、バイヤーとの商談に臨んだ。
この商談会は首都圏で地方の「食」への関心が高まっていることに合わせて、北陸新幹線沿線の小規模事業者が製造、販売する食料品の販路開拓につなげてもらおうと上越・妙高・糸魚川の商工会議所が昨年から開いている。
今年は長野市も加わり4市から15の事業所が出展した。上越市からは平八蒲鉾や山本味噌醸造場など4社、妙高市からは大黒屋商店や東京堂など3社が参加した。
それぞれに1つのテーブルが設けられ、訪れたバイヤーや新規開店を目指す飲食店のオーナーと商談した。会場には47 人のバイヤー等が訪れ商品の説明を聞いたり試食をしたりして特徴や味を確かめていた。
参加したのは従業員20人以下の小規模事業所かつこれまであまり都内のバイヤーと商談経験がなかった事業所に限られている。地元企業側からすれば販路開拓や地域ブランド力をさらに強める好機になる。さらに地方の良い商品を手にしたいと考えるバイヤーと商談を重ねることで、商品の磨き上げや交渉力の強化につなげる狙いがある。
上越商工会議所の経営指導課 木南文人さんは「ビジネスにつなげるために、どういうことをすればいいのかフォローし、1件でも多く成約につなげ、販路拡大につなげられれば」と話した。
また 参加した山本味噌醸造場の専務 山本幹雄さんは「販路開拓と商品を知ってもらい、味わってもらって、リニューアルにつながる意見を聞きながら、話ができて勉強になった。良い機会に恵まれた」と話していた。
※2017年9月13日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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