2023年03月01日 17:54更新
めざせプロ・ゲーマー!
eスポーツの戦い方を学ぼうと、関根学園高校パソコン部の生徒が28日(火)、東京のプロゲーマーから手ほどきを受けました。
この取り組みはeスポーツのプレイヤーを地元で育てて、若者の雇用につなげようと行われました。主催は上越市の産官学22団体でつくる5e(ファイブイー)協議会です。
28日は関根学園高校パソコン部の1、2年生7人が、プロゲーマーでIT企業社長の日高大樹さんからeスポーツの戦い方を学びました。生徒は、実際に世界中に愛好者がいる「ロケット・リーグ」というゲームで対戦しながらそのコツを学びました。
日高さんは、ゲームはチームで戦うため、仲間と相談して作戦を立てることが大切だと話しました。
関根学園高校パソコン部 安中一吹部長
「みんなと仲良く楽しくゲームができて良い。僕たちもプロゲーマーになってみたい。そういう意識も大事」
eスポーツは、どこからでも対戦が可能で、賞金を稼いで生計を立てる人もいることから、プロゲーマーにあこがれる若者も少なくありません。
eスポーツ指導者 日高大樹さん
「(子どもの頃)父母によく『ゲームは1日1時間』と。出身が秋田県で過疎化(が問題)。eスポーツで地域活性化に貢献したい。『eスポーツといえば上越』という未来が来るのではないか」
5e協議会では、プレイヤーを地元で育てて地域の福祉施設などに派遣すれば、利用者をeスポーツで元気づけるなど、様々な事業展開ができると考えています。
こうした考えのもと、関根学園のパソコン部は今年1月から5e協議会のサポートを受け週3回eスポーツの部活動を行っています。
単なる遊びではないと、保護者の理解も得られてきたということです。
関根学園高校 渡邉隆理事長
「これはゲームということだが『新しい道具』。時代・性別・国を越えてスッと仲間ができる。この感覚は私たちに今まで無かった。(生徒は)日に日に進歩している。新しい喜びを見つけている気がする」
関根学園パソコン部は、このあとも月1回のペースで10回ほどプロゲーマーの指導を受けることになっています。
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