2023年02月23日 14:20更新
冬の遊びや食を楽しんでもらおうとひとり親世帯を対象にしたイベントがきょう23日(木)妙高市両善寺のお食事処「和み」で開かれました。
これは妙高市除戸で子ども食堂を開いているNPO法人あいあうが企画しました。
あいあう代表の平出京子さんは「経験が少なくなりがちなご家庭のお子さん向けに、大人や地域の人との関わりをもってもらいたいのが目的」と話します。
会場は妙高市両善寺でお食事処を開いている和みです。この日は、市内のひとり親世帯の親子や子どもが参加し、つきたてのおもちを味わいました。もち米や雑煮の材料のほとんどが寄付されたものです。
参加した保護者
「子どもも楽しそうで呼んでいただいて感謝しています。買ったもちと手作りのもちは味が違うのでうれしい」
参加した上越教育大学1年生のボランティア
「将来教員を目指しているので、子ども達と接する機会を増やそうと参加。今の子はもちつきを見たことがなかったり、雪遊びの機会も少ないのでこういった場をNPOのみなさんが作ることによって子どもたちに色々な経験をさせてあげられると思う」
このほか子どもたちは裏の敷地で雪遊びをしたり冬の遊びを満喫していました。
あいあう代表の平出さん
「子どもたちが本当に楽しそう。周りは雪しかないがしっかり楽しめている姿を見ることができて感動している」と話していました。また、会場の和み代表の丸山達子さんは「想像以上に喜んでもらえたのでよかったなと思っている。この場所を色々な人が集う場所にしていきたい」
またこのイベントを開くにあたり、交通手段がない子どもたちの送迎のためのマイクロバスを上越市のファミリーオートが無料で貸し出したほか、運転手にNPO法人妙高山麓自然体験活動指導者会の理事が協力しています。
NPO法人妙高山麓自然体験活動指導者会 山田時代理事
「私たちも子どもたちに豊かな活動をということで活動しているので、協力できることはしたいなと思って参加した。バスに乗る機会も少ないと思うので思い出に残る一日になってほしい」と話していました。また平出さんは「NPO同士のつながりは、はじめて。助かる。子供と関わる団体なので綿密な打ち合わせもいらなかった」
あいあうでは今後も定期的にこうした交流の場を開くことにしています。また、食料や衣服の寄付も受け付けています。詳しくはNPO法人あいあう。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.