2023年02月08日 15:27更新
この春の「高田城址公園観桜会」にむけて花見客を高田本町商店街へ呼びこもうと、上越教育大学附属中学校の生徒がデジタル版のフリーペーパーを作って、商店街の魅力をアピールするなどの計画を進めています。現在、生徒たちはそのための費用を賄おうとクラウドファンディングで寄付を呼びかけています。目標は120万円です。
クラウドファンディングで支援を呼びかけているのは、附属中学校の1年生107人です。1年生は、観桜会に来る花見客に高田本町商店街まで足をのばしてもらい、にぎわいづくりにつなげようと「桜プロジェクト」という計画を進めています。
生徒
「(商店街の人から)観桜会と本町は、これまでつながりが強くないと聞いた。そこが課題だと思って、僕たちが観桜会と本町をつなげたい。企画を練ってきて、今は本番へのワクワクと心配がある」
具体的にはデジタル版のフリーペーパーを作り、スマホなどで商店街の魅力が分かるようにします。フリーペーパーは、桜プロジェクトのQRコード付きのポスターを作ってそこから入れるようにします。
さらに、観桜会では学校の屋上を開放して花見会を開きます。生徒が商店街の名物商品やオリジナルのポップコーンなどを販売しながら、花見客に町歩きを促すことにしています。
生徒たちはプロジェクトの必要経費を賄おうと、クラウドファンディングでの寄付を呼び掛けています。目標はおよそ120万円です。7日(火)は生徒が商店街を回って、クラウドファンディングを呼びかけるポスターを貼ってもらうようお願いしました。また、観桜会で販売する商品などについて打ち合わせしました。
この日、本番で使用する着物を試着した生徒は「私たちが着物を着ることで、本町に立ち寄ってくれるお客さんが増えれば」と話していました。
小酒井園 小酒井節子さん
「うちの商品を売ってくれる。観桜会はいろいろなところから人が来るので、アピールしてくれるのはうれしい」
大杉屋惣兵衛 宮越紀祢子さん
「着物を着て一生懸命おもてなししたと(大人になって)思い出して、ふるさとの商店街を忘れないでほしい」
クラウドファンディングの支援は一口2000円からです。サイトはキャンプファイヤーで期間は今月末までです。返礼品として、本町商店街の商品や観桜会で附属中学校に車を置ける駐車券などがもらえるということです。
桜プロジェクトの実施は、開花の状況をみながら2日間を予定しています。
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