2023年02月06日 15:00更新
上越市桑取・谷浜地区に古くから伝わる「里神楽」を、上越市立谷浜小学校の児童が2日(木)に披露しました。
「里神楽」を披露したのは、谷浜小学校の5、6年生15人です。里神楽は桑取・谷浜地区で五穀豊穣や子孫繁栄を願って、集落ごとの神社などで奉納されてきました。学校では、児童が伝統行事を学ぼうと、去年11月から舞いの練習を重ねてきました。振り付けは地元の宮司から教わりました。
そして本番。
面や衣装を身につけた児童が、地域の人たちの前で「獅子」や「海幸」など9つの演目を披露しました。
太玉
これは「太玉」です。種まきの仕草を表現して五穀豊穣を祈ります。実際にまいたのは、タネでなく飴。会場は大喜びです。
海幸
最後は、豊漁を願う「海幸」です。恵比寿様役の児童がおどけた演技でタイや菓子などを釣り上げると、観客から歓声が上がりました。
児童
「友達と息を合わせて舞った」
「地元に残る里神楽を守っていきたい」
指導した宮司 岩片克己さん
「自分の生まれた土地が豊かだったと、故郷を知って温かさを感じてほしい。子どもたちの顔を見ていたら、少し役に立てたと思う」
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