2017年09月03日 16:02更新
スキーのサマージャンプ大会が3日、妙高高原の赤倉シャンツェで開かれた。大会では国内のトップ選手たちが迫力のジャンプを見せて、会場を沸かせた。
今年で17回目を迎える妙高サマージャンプ大会には全国から約100人の選手が出場。男子ではソチオリンピック団体の銅メダリスト葛西紀明(土屋ホーム)や伊東大貴(雪印メグミルク)、竹内択(北野建設)、地元妙高市からは、同じくソチ五輪団体メンバーの清水礼留飛(雪印メグミルク)。女子では同五輪に出場した高梨沙羅(クラレ)や伊藤有希(土屋ホーム)など国内トップ選手がジャンプした。
このうち女子の部では高梨が1回目の90.5mに続き、2回目には103.5mの大ジャンプを記録する。
この日女子の最長記録103.5mを飛び、笑顔を見せる高梨沙羅
そして伊藤も高梨同様2本目のジャンプで102.5mを飛び、2人連続の100m超えのジャンプに会場は大いに沸いた。
102.5mの大ジャンプを飛び、女子の部で優勝した伊藤有希
なお、女子の部の結果は優勝が伊藤有希、準優勝は高梨沙羅となった。
男子成年の部で優勝した妙高市出身の山川太朗
一方、男子成年の部では、地元妙高高原中学校出身の山川太朗(東海大学)が見事優勝した。
試合後のインタビューで山川は「足の震えが止まらないくらい、嬉しい。いろんな強い選手の中だったが、緊張せずにリラックスして飛ぶことができた。」と優勝の喜びを語った。
また葛西は「優勝した山川は地元出身ということで、地元の選手が勝つのがやっぱり一番盛り上がると思うし、若い選手がどんどん出てきているので、僕も刺激を受けて、また頑張ろうという気持ちになれたね。」と話している。
競技終了後には選手と観客がふれあう時間が設けられ、観客は選手と握手したり、サインを求めていた。
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