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雁木町家が古書店に!大学生が営む「たてよこ書店」

2022年12月11日 04:00更新

雁木のお散歩ついでにどうぞ 

上越市東本町にある町家が古書店に生まれ変わりました。店主は上越市出身で東京都に住む大学生の堀田滉樹さんです。堀田さんは誰でも気軽に立ち寄れる場所にしたいと話しています。

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古書店は東本町小学校の近く、吉田バテンレースの斜め向かいにあります。名前は「たてよこ書店」。今月4日に開店しました。店の広さは10畳ほど。古本などおよそ400冊が並んでいます。 Still1208_00003

店主は堀田滉樹さん22歳です。上越市高土町出身で東京経済大学の学生です。堀田さんは地域通貨ついて学んだり、福島県などの過疎地でインターンシップの受け入れや地域再生活動に関わりました。
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こうした経験をもとに、地域での仕事を立ち上げようと思い立ち、この春に大学を1年間休学し、手元にあった古本を売る店を故郷で開くことにしました。

しかし、お金がありません。そこで目を付けたのが空き家の町家でした。
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その理由として堀田さんは「あるものを使い、自分の手を動かし、店をつくれるのではと思い町家を選んだ」と話しています。

店にしたのは築100年の空き家です。今年8月、戸野目や東本町で雁木町家の改修を手掛けている北折佳司さんから借りました。その後、仲間に助けられながら開店準備を進めてきました。店内には昔ながらの町家の雰囲気が漂っています。 

「お店の中がステキという人が多い。はじめて雁木の町家に入る人もいて店の奥に案内するとびっくりする」と反応は上々。

店名の「たてよこ書店」には、この取り組みが縦横に広がればという願いが込められています。

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堀田さんは「スキルも知識もお金もない大学生が店を作った事例が広まって、ほかの空き家にも若い人が入り、店を開き仕掛けていく効果があったらいいな。私も2軒目、3軒目と広げられればと思う」と意欲を語っていました。 

「たてよこ書店」の営業日は月初めのおよそ1週間限定で、今月は8日でいったん終了し、1月は3日から8日までとなる予定です。

堀田さんは来年4月に大学に復学する予定ですが、春以降も東京との2拠点生活をして「たてよこ書店」を続けていくということです。

 ■問い合わせ 
堀田さん 電話090-5423-4688   

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