2017年09月01日 06:01更新
毎年、全国各地のサクラの名所で開催されいてる「全国さくらシンポジウム」。来年の春は上越市で開催されることになり、このほど概要が明らかになった。
「全国さくらシンポジウム」は、高田公園の桜が満開になる時期に合わせて、来年の4月12日と13日に開催されることになった。会場は、今月末にオープンする、高田公園にある市民交流施設 「高田公園オーレンプラザ」。
全国さくらシンポジウムは、桜の名所づくりや、花で豊かな環境づくりをめざし活動している「日本花の会」が、昭和57年から毎年全国各地で開催している。桜の名所の維持管理や、桜の文化的な探求など、桜に関する幅広いテーマを設け、開催地の地方自治体と共催し、記念講演や対談、活動報告などを実施している。
来年春のシンポジウムの内容は下記の通り。
<4月12日(木)>
オープニングイベント
・上越の桜フォトコンテストの入賞者の紹介
・フォトコンテスト応募作品を使用した上越の桜の紹介映像と音楽のおもてなし
記念講演
・上越市出身の落語家 三遊亭白鳥さんを招く 高田公園の桜を題材にした創作落語
その他
・上越の郷土料理を提供し参加者同士の交流会
・ボランティアガイドによる夜桜の見学会
<4月13日(金)>
・高田公園の桜保護活動などの様子を視察
・上越市の名所等のツアー
12日に予定されている夜桜の見学は、過去36回のシンポジウムの中ではじめての開催。高田公園が日本三大夜桜に選ばれていることから実施することになった。田中弘邦実行委員長は「上越の桜を全国にPRする絶好のチャンス。特に夜桜は、最大の強みになると思う」と開催に期待を込める。
事務局の上越市は、市外、県外からの来場を多く期待している。宿泊を伴うことを視野に入れ参加者の募集は市内の旅行会社に委託する。募集は、日本花の会の会員や、樹木医会の会員、一般の人を対象に、来年1月から始まる。2日間合わせて約1,000人の参加を見込んでいる。
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