2022年12月02日 15:02更新
上越市の認定こども園「森のこども園てくてく」は2日(金)、森に感謝する「火のお祭り」を行い、年長園児が手作りした松明の火を年中園児に引き継ぎました。
森のこども園てくてくは、園のある滝寺から大貫地区の里山に週に3回通う野外教育に力をいれています。
2日は、本格的な冬を前に森での活動を締めくくる「火のお祭り」を行いました。今年「森のリーダー」を務めた年長園児3人が、来年リーダーを引き継ぐ年中園児11人のたいまつに火を移しました。
たいまつの枝は、先月登山に出掛けた際、子どもたちそれぞれが探して選んだ1メートルほどの棒です。火がつきやすいよう、保育士と一緒に先端にタオルを巻きつけ、針金で止めて、準備をして臨みました。
年中
「火をもらうのが楽しかった。ドキドキした。火がつくか心配だった」
里山の活動では、野生動物に人間の気配を感じてもらおうと、園児がマッチで火をつけ、焚火をして調理するなど日常的に火を取り扱ってきました。園では暖炉への点火など、3歳児から火をつける体験をしていますが、たいまつの火が一年で一番大きな火になります。
年長
「楽しかった。(火は)怖い」
年長
「目はしみるし雨だし手はパンパンに腫れた」
森のこども園てくてく 小菅恵美園長
「こんな雨の中でも火がつけば大成功。そして大きな火になった。歴代の卒園生も火を繋いできた。いろいろな思いをバトンしてきたと思う。きょうの3人の思いが繋がっていくと良い」
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