2022年11月11日 03:23更新
自宅からパソコンで税金が納付できるキャッシュレスを推進しようと高田税務署などの職員が10日(木)、上越市と妙高市の金融機関で利用を呼びかけました。
「キャッシュレス納付」は、自宅や会社で、パソコンから自動車税や固定資産税などの税金を納めるシステムです。銀行の窓口に行く必要がなく、書類がデータで残るため、簡単に手続きができます。また、金融機関での事務作業が減るメリットもあり、税務署が利用を促しています。
10日は高田税務署と上越市の職員が、上越信用金庫や新井信用金庫などの本店前でチラシなどを配り、利用を呼びかけました。
高田税務署によりますと、昨年度は、納税者のおよそ7割が銀行の窓口などで納付手続きを行っています。口座引き落としが多い所得税を除くと、キャッシュレスの利用はまだ進んでいません。
銀行に訪れた市民からは「使っていない。年寄りだからよく分からない」「若い人と一緒に住んでいればいいが、一人だと心配。行かずに家でできるなら楽だが、慣れるまで時間がかかる」などと不安な声も聞かれました。
税務署では、キャッシュレス納付はコロナなどの感染対策にもなるとして積極的な利用を呼びかけています。
高田税務署 水沼仁志 署長
「特に、源泉所得税や市民税の特別徴収などは毎月あるため、ぜひ利用してほしい。分かりにくい場合はまず国税庁のホームページを見て、それでも分からないことがあれば税務署に問い合わせを」
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