2022年10月24日 17:17更新
上越市の中川市長がまもなく就任から1年を迎えます。市長は24日(月)に開いた記者会見でこれまでを振り返り、1年目の市政運営について、70点から80点と自己採点しました。そのうえで公約の柱としていた「地域分権」を進めるために、市民からリーダーを育てる仕組み作りに取り組みたいと話しました。
中川市長は11月9日で就任から1年を迎えます。24日(月)の記者会見では、この1年は公約の推進に向けた準備期間だったと振り返りました。
中川市長
「準備段階としては70~80点。新しい政策の中で進んでいるので、意識の共有や組織的に進んでいくことはこれからつくっていかなければいけない」
そのうえで、公約の柱「地域分権」について、1期目の4年間で実現できるのかと問われると、市民の主体性や合意がないと難しいため、拙速に進めるものではないと答えました。
また、職員の人事改革プロジェクトについては庁内に限った話ではないとして次のように話しました。
中川市長
「事業や取り組みのリーダーシップをとれる人数は限られている。人事改革は市の職員だけでなく、市民の皆さんにも進めていく。きちんと事業をおこして、地域の宝を職業に結び付け、地域に人材が定着していく形をつくる。地域の中にも、運営ができる人を育成していくことが大切」
最後に、市長として自身の足りないところを聞かれると「組織マネジメントと、多くの人がいる中でそれぞれの感情への配慮は、経験豊富な皆さんから学んでいかなければいけない」と答えました。
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