2022年10月19日 15:31更新
6年生の地元愛、大人を動かす!
廃止された朝市を復活させようと、上越市立清里小学校の6年生が地元の農家などに呼びかけて、19日(水)にオリジナルの朝市を開きました。5年生が育てたコメも販売され、たくさんの人で賑わいました。
朝市を開いたのは清里小の6年生16人です。清里区の朝市は去年12月まで商工会の主催で週1回開かれていました。しかし今年4月、清里商工会と牧商工会が合併したことで廃止されました。
そうしたなか「清里の今と未来」をテーマに学んできた6年生は、朝市は地域になくてはならないと考え、オリジナル朝市を開こうと準備してきました。
6年生
「清里は年々人が少なくなっている。朝市があれば人が集まり、清里を知ってもらう機会になると考えた」
朝市の復活へ向け、児童がチラシを作って櫛池農業振興会や地域の人に呼びかけた結果、地元農家や事業者など5店が出店しました。
朝市が始まった当初からずっと出店していたという地元の出店者は「やっぱり朝市は楽しい。子どもたちからの提案と聞き、なおさら頑張らないとと思えた」と笑顔で話していました。
会場では5年生が育てたコシヒカリ(夢ヒカリ)と、もち米(稲文っち)、あわせて115袋を販売しました。コメは大人気で30分ほどで完売しました。
訪れた人
「清里は小さな地域だが、地元のものを地元で消費できる市はいい。子どもたちが生き生きしているのが地域の活性化につながる」
6年生
「おじいちゃんおばあちゃんたちから『続けてほしい』『楽しかった』という声があり嬉しかった。これからも朝市で、清里を活気づけていきたい」
児童は、このあとも呼びかけを続けながら11月16日(水)に2回目の朝市を開くことにしています。
現在、次回に向けた出店者を募集しています。お問合わせは櫛池農業振興会(電話:025-528-7131)までどうぞ。
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