2022年09月30日 08:46更新
生徒数の減少により上越市安塚区、浦川原区、大島区の3つの中学校を統合して、新しい学校が設置されることになりました。早ければ2年後の令和6年4月に開校する予定で、新しい校名や校歌、校章などを決める具体的な話し合いが28日(水)から始まりました。
統合されるのは安塚中学校、浦川中学校、大島中学校の3校です。これに伴い、新しい学校が浦川原中学校の校舎を改修したうえで設置されます。開校は早ければ2年後、令和6年4月です。校名はもちろん校歌、校章などもすべて新しくなります。
28日は新しい学校の具体的な内容を話し合う委員会が設置され、第1回目の全体会議が開かれました。会議には、各区の小中学校のPTA会長や保育園の保護者会の会長、町内会の代表など18人が出席しました。
上越市教育員会 早川義裕 教育長
「区をこえた統合は(合併以降)初めて。地域の人にとってはさみしい思いもあると思う。教育委員会としては子どもの学びを保障していきたい」
会議でははじめに校名について、地域住民に行った事前アンケートの結果などを参考に話し合いが進められ、28日の時点で5つほどの校名に絞り込まれたということです。校名については今後、各区の地域住民にアンケートを行い、次回の11月下旬頃に開かれる実行委員会で協議し、早ければ年内中に決める方針です。
また、校歌と校章については校名が決まったあと、来年1月をめどに住民からアイデアを募る予定です。今後は通学路や通学方法、制服などについても話し合いを重ね、来年3月に市議会に提案することになっています。
上越市教育委員会によりますと、令和4年5月1日現在、安塚、浦川原、大島中学校の3校を合わせた生徒数は117人で、12年後にはおよそ半数にあたる60人になる見込みだということです。
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